しつこくさらになな追記)【解決策】先進国の中では低い日本の労働生産性【勤勉】
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
以前ろくが『【解決策】先進国の中では低い日本の労働生産性【勤勉】』という記事を書いておりました。
何回か私が追記を書きましたが、さらに今回もその追記となります。
「またですか!」
と自分でも思いますが、今回の追記は今までのものよりも是非お読み頂きたい自信作です。
よろしくお願い致します。
本題に入る前に前置きとして。
私の今のお仕事は事務です。
勤務先はお役所関係の事務センターで、ほぼほぼ法定賃金の最低時給です(汗)。
長らく電話のお仕事をしていましたが、耳がきこえにくくなったので引退することにしましたので。
普段の会話には問題ありませんので、もしかしたら精神的な原因かもしれません。
あるいは、電話を通しての音声だけがダメなのかも(例えばコオロギの鳴き声とか、電話越しだと聞こえなくなるらしいですよね。実際の音は問題ないけど、機械を通した音は聞こえにくいとか)。
さて本題です。
今のお仕事は入力です。
私、入力の経験はありますが、入力専門の部署には所属したことがありません。
しかも近年は電話のお仕事ばっかりで、かなりのブランクがあります。それにおそらくは加齢による衰えもあると思われます。
何が言いたいかと申しますと。
私は仕事ができない方だということです。
最低賃金すれすれと書きましたが、それが私の労働における適正価格であるという自覚はあります。っていうか、もらい過ぎかも。
そんな今の職場で気付いたことです。
私のお仕事は、顧客情報の入力です。
テンキーによる数字の入力で、はっきり言って苦手です。で、できれば文字入力の方が……。
入力したデータはモニターでももちろん確認しますが、ジャーナルと呼ばれる入力データそのものを別の紙に出力し、そちらでも確認します。
こんな感じの大きな紙でところどころにミシン目の入っており、そこで切り取ることができるような状態のものに印字されて出てきます。
入力データの量によっては、一枚に収まるものから何枚かにまたがるものまであります。
一枚であれば、ミシン目から切り取って書類に巻いて輪ゴムで止めて終了です。
問題は、複数枚にまたがる場合です。
皆様なら、どのようにされるでしょうか?
普通の民間企業なら、五枚なら五枚、その枚数のものを出力して折りたたんで添える……という形を取ると思います。
ところが、ここでは
- 全部一枚ずつ切り取って順に並べて、左上隅をホッチキスで止める
という作業を行います。
私は思いっきり、
「えー、それってムダですやん」
と思ってしまいました。
上記にも書きましたが、ここは事務センターです。
私と同じ仕事をしている人が複数人居て、半日ぐらい作業をしています。ほぼ毎日。
ムダだと思いませんか?
ホッチキスの針と。
その作業をする人件費と。
この原因は何かと言えば、日本人特有の気質だと私は思いました。
つまりこれは、他部署に対する
◎気遣い
が、この作業を生んでいます。
読む人にとっては、一枚ずつ1から順に並べてあって左上にホッチキスで閉じられている方が、明らかに読みやすいですよね。
また、ジャーナルの出力データで確認する理由ですが、これは“モニターの表示の方が間違っている”という可能性があるからです。
滅多にはないと思いますが、その可能性はゼロではありませんので。
私がムダと感じたのはこれだけではありません。
お客様の申し込み用紙には多くの場合(体感的には過半数を超えて)、そのお客様データ画面のハードコピーが添付されています。
(私の所属部署に来る前に、既に添付された状態で入ってきます)
その添付されたハードコピーの方が、一番大切な申込用紙や証明書類の全部を合わせたものよりも厚いんですよ!
驚きませんか?
私は驚きました。
そんなん各担当者が画面で見たら良いではないですか。
巷ではペーパーレスが叫ばれているこの時代に。
先ほども書きましたが、ジャーナルのデータなら話はわかります。万が一、画面の出力が間違っている場合があり得ますから。でもハードコピーは画面の表示そのままやないですかと。
これもまた、他部署に対する
◎気遣い
なんですよね。
民間企業ならこんなものとうの昔になくなっていると思います。
でも、ここはお役所です。
……。
私は仕事ができません。
それまでやっていた電話の仕事ができなくなったら、人材としては二束三文以下です。
電話オペレーターとしてもそんなに優秀な方ではありませんでしたが、その他の業種に比べたらまだましです。
仕事があるだけで感謝しなければならない立場です。
何が言いたいかと申しますと。
◎ムダが多いからこそ、私は仕事を得ることができた
て、ことなんですよね。
さらに言えば、そもそもここの職場はお役所ですし、ある意味
◎雇用対策にもなっている
て、ことなんですよね。
その雇用対策の対象に、この私自身が入っているということに気付いたという厳しい現実。
私がこの職場で真っ先に勉強になったことは、そのことでした。泣。
———-
2016/2/10 追記
しばらく仕事してわかったことですが、ジャーナルを記録する機械は一台しかない上に、データの量によっては途中で別の担当者のものが割り込む場合もあるため、ミシン目から切り取ってホッチキスで止めなしゃーないことがわかりました。
つまりこの場合は、気遣いから由来する理由ではありませんでした。
お詫びの上、訂正致します。
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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。
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