現物で買いから始めて長期保有する株式投資のまとめ
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
夫のろくと違って非正規雇用で所得の少なかった私は、当初から運用でお金を増やしたいと思っていました。
とは言え、若い頃に株でかなりの損を出してしまったので一度リセットし、通常のインデックス投信からやり直すことにしました。
その後に変形のインデックス投信と株式投資を組み合わせることにして現在に至ります。
その過程を書いたものが以下の記事となります。
- 『考察編)株式投資で、現物で買いから始めて長期保有という真っ当な方法で利益を上げる方法は?』
- 『結果編)株式投資で、現物で買いから始めて長期保有という真っ当な方法で利益を上げる方法は?』
- 『解決編)株式投資で、現物で買いから始めて長期保有という真っ当な方法で利益を上げる方法は?』
ちょっと長いので恐縮なのですが、お読み頂けると嬉しいです(^_^)
ただし、ここまでで大事なのは
「あまり欲を出さず三割バッターを心掛け、ダメな銘柄に気を取られない」
という一言で終わりかも?
しかしこれは株式投資だけではなく、人生においても結構大事なことではないかと個人的には思っています。
さて、本題に戻りまして。
ここでは株式投資の基本的なことをまとめて書いておこうと思います。
既に投資経験の豊富な方にとっては何を今さらな内容です。ご了承ください。
まず、個人投資家で現物を買いから始める圧倒的な利点について。
- 期間の制限がない
当たり前と言えば当たり前ですが、これは是非最初に書いておきたい有利な点です。
証券会社などのお仕事で売買される場合は当然ですが、いついつまでにどのくらいの利益を上げるという目標があります。
そのために、業績も良いしもうちょっと持っておけば上がるのになーという場合であっても、泣く泣く売却せねばならないこともあるでしょう。
個人でも信用取引の期日が来てしまった場合も同じです。
ただし、実際にその期日が来てしまうことよりもむしろ、いずれその期日が来るということで動揺し思わぬ損をしてしまったという人も中にはおられると思います。
売るに売れなくなって塩漬け株にしてしまうことはその分のお金が動かせない状態になるので良いものではないとされていますが、塩漬け株にすることができるという状態そのものは悪くはないと私は思います(その分冷静になれますから)。
さらに私の個人的な経験では、塩漬けのまま諦めて長期間放置していた銘柄が突然爆上げしたこともありました。
(そーせいグループ(4565)という銘柄でした。滅多にないことですのでおすすめはできませんが、こういうこともあったということで)
さて、ここからはいつ買っていつ売るべきなのかという話に入ります。
まずは全体的な話から。
- 大型株とか中・小型株、あるいは業種などで注目される時されない時がある
まず第一に、市場に流れるお金が債券なのか株なのかという話があって、ほぼ全面的に株だけに流れることもあります。
こういう時は、業績が悪いなどの悪いニュースのある銘柄以外は何を買っても上がります(例:バブル崩壊前)。
もちろんそのような時は滅多にはなく、大抵は中・小型株のブームが来るとか、特定の業種がもてはやされるとかという話になります。
特定の業種が順番に人気が出て、それでも全体に勢いがある時は「出遅れ感がある」という理由で買われたりもします。
- 常に業績が良ければ上がるというわけではない
業績が良い会社でも「予想ほどは良くなかった」という理由で売られることもありますし、逆に悪いのにもかかわらず「思ったほどではない」とか「債務超過を回避した」とか「悪材料出尽くし」とか、正直わけのわからない理由で上がることもあります。
というわけで、ここまででわかることと言えば
「既に注目されている銘柄でかつ業績が良くても売られることもある」
ということになりますが、これを逆に考えますと
◎業績の良い銘柄を注目されていない時に見つけて、わけのわからない理由で下げている時を狙って買って、見直されて上がるまで持っておくと儲かる
ということになります。
とはいえ、それでも誰にも評価されないまま上がらないこともありますけど。
そこで大事なのは三割バッターの心掛けであり、諦めずにそういう銘柄をこつこつ探してこつこつ買っていくのが良いと思います。
(そのまま持っているのがどうしても辛いという方は、貸し株サービスで毎月金利をもらうという方法があります。SBI証券とか楽天証券とか。取扱いのある銘柄かどうかもご確認ください)
これ以外の買い方と売り方について。
大型株と中・小型株共通で言えるのは以下です。
◎買う理由ができて買った場合は、その理由がなくなった時に売る
何だか抽象的な表現になりましたので、もう少し具体的な例を挙げます。
例えば、その業界の中では有名だけど一般的な知名度はまだまだ低い、勢いのある会社を見つけたとします。
その場合は知名度が高くなって割高になったとか、あるいはその会社自体の勢いがなくなったとか、その市場自体が成熟して伸びなくなって結果的に前ほどの勢いが感じられなくなったとか、そういう時に「買った時の理由がなくなった」と判断します。
(具体的な社名を挙げた以下の例があります。
2017/07/31『前編)株をいつ売るのかを考えるのは面倒? あんまり考えなくても良い買い方もあります』
ご興味ある方は是非。よろしくお願い致します)
あるいは、こういう人達の間でこの会社のこの商品が爆発的に売れているけど、まだ一般的には知られていないという場合。
この場合は、決算発表の時かまたは(既に良いのではないかと言われて株価が上がっていたら)決算の直前に売却します。
(具体的な社名を挙げた以下の例があります。
2017/09/26『非正規雇用で派遣だと「貧すれば鈍する」になりがち。気をつけよう!(お、お互いに)』
ご興味ある方は是非。よろしくお願い致します)
大型株の場合は以下。
◎割安の時に買って割高になったら売る
それが可能な一部の銘柄では
◎多少割高になっても問題が見られない場合は、そのまま保有し優待や配当をもらい続ける
最も一般的な方法のような気がします。
割安とは何の割りに安いというのかという目安としてPER・PBRという指標があります。
(リンク先は「日本証券業協会」です。詳細にご興味のある方はご覧ください)
「PERが安い」とは「会社が稼ぐ利益に対して株価が割安」という意味で、今は概ね15倍以下だと安いとされます。
「PBRが安い」とは「株主資本(純資産)から見たら株価の割安」という意味で、1倍以下だと安いとされます。
また、EPS(一株あたり純利益)もありまして、そちらは高い方が良い指標です。
EPSは純利益が増えるか、または発行済み株式数が減った場合に高くなります。
「株価」は「EPS × PER」となりますので、例えばPER15倍で計算した株価よりも現在の株価が安い場合は「(PERは)割安」となります。
中・小型株の場合は以下。
◎成長している時に買って成長が止まったら売る
これも一般的な方法のような気がします。
上記の大型株で、PERを「今は概ね15倍以下だと安い」と書きましたが、中・小型株の成長株の場合はPER50倍とか普通にあります。
というのも「今現在の結果として既に出された数値のPERよりも、実際は(成長しているので)もっと割安になっているだろう」という予想をした上で皆が買っているからです。
この場合、決算時に良い数字が出ても「事前予想よりは悪かった」場合は下がる、ということが良くあります。
が、私が目指しているのは
◎成長している時に買って成長が止まっても売らないでそのまま持っておいて配当をもらえるようになっても業績等に問題がなければそのまま持ち続ける
・・・・・・目指してはいるのですが、まだ経験はありません。
これからぼちぼちがんばります。
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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。
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